本日は、秋吉台の山焼きです。
秋吉台の山焼きは、秋芳洞が発見された約650年ほど前から続く伝統行事となっています。
伸びた雑草をもやして新芽を育てることが目的で、毎年2月の第3日曜日が開催日となっており、山口県を代表する春の風物詩です。
地元やボランティアの方々が火入れに参加され、午前9時半になると一斉に点火します。
帯状の裾野から上に向かって燃え広がり、瞬く間に約1500haのカルスト台地が炎と煙に包み込まれ、見る者を圧巻するダイナミックな光景になります。
山焼きは『野火の祭典』として、夜にも行われます。
展望台近くの30haが焼かれるのですが、昼間の山焼きを超える迫力のある光景が目前に広がります。
山焼きが終わった草原は、5月には一面の新緑で覆われます。
それまでは、白い靴で行かれるのは控えられた方が良いかと思います。
靴が真っ黒になっちゃいますよ!